須賀川市馬町に1980年代まであった「関根ベーカリー」(通称・榎の下のパン屋)。そこで絶大な人気を誇っていた「そぼろパン」をもう一度食べたい!そんな周囲のそぼろパン愛に応えてご主人が引退していた元店主から直接習って復活させた甘さ控えめの素朴な菓子パンです。
あの味は失くせない!と20年近くそぼろパンを乾燥保存していたマニアックなファンがいるほど昭和世代のソウルフードだったそぼろパン。当時とは材料や道具が違うため、思い出のあの味を再現するまでにはいろいろ試行錯誤されたようですが、今ではお店を代表する名物パンに。ちなみにご主人は大正15年創業のパン製菓店の3代目。注文があれば餅や赤飯を作ることも。
表面のポロポロしたそぼろ部分はカリカリで、中はふっくらとした食感がそぼろパンの特長なので、できるだけ焼き立てをこまめに提供したい。そして榎の下のそぼろパンのように、何十年経っても愛される“ふるかわ”ならではのパンをこれからも丁寧に作り続けていきたいと思っています。ピーナッツクリームを挟んだ「ピーナッツそぼろ」130円(税別)は若い子に人気です。
パン工房 ふるかわ
住 所 | 須賀川市桜岡3 |
---|---|
TEL | 0248-73-2276 |
FAX | 0248-76-2276 |
創 業 | 大正15年 |
営業時間 | 9:30〜19:00 |
定休日 | 土・日・祝日・盆正月 |
駐車場 | あり |
補足情報 | フルーツパン130円、食パン一斤200円(税別)も人気 |